洋榎「みなさんどうも、主将の愛宕です」 

洋榎「えっとね、いきなりなんですけど、うちなんかゲームやらなあかんらしいんです」 

洋榎「しかもエンディングまでやれとのことで・・・」 

洋榎「一日でんなもんクリアできるんかい、って思ってますけど」 

洋榎「おえらいさんからの頼みでもあるんで、まあ一応がんばります」 

洋榎「・・・あっ、あとSXってのは咲とSSからとったらしいです」 

洋榎「本家がCXやからね・・・真ん中にEとかいれたらあかんで?」 

洋榎「ええー前置きはこのくらいにして、今回挑戦するソフトはこれです」 

洋榎「『スーパーマツミシスターズ』、名作やね」 

郁乃「スーパーマツミシスターズ」(ナレーション) 

郁乃「1985年、立天堂から発売されたアクションゲーム」 

郁乃「さらわれたスミレ姫を、悪の大魔王テルーから主人公ユウが救い出す名作アクション」 

郁乃「現在も続編が作られ、立天堂と主人公ユウの名を全世界にしらしめたソフト」 

郁乃「赤いマフラーのドットで、見た目も分かりやすいキャラクターが有名」 

郁乃「社会現象にまでなったこのソフト、洋榎ちゃんは今日一日でクリアできるんやろか?」 

洋榎「そっかー、しょっぱなこれかー」 

洋榎「いやー懐かしいなあこれようやったわ、・・・って」 

洋榎「発売当時、うちまだ生まれてないけど(笑)」 

洋榎「いやでもほんま、めっちゃやってたで」 

洋榎「・・・スーハミのやつやけど」 

洋榎「まぁでも、基本一緒やろ?こんなもん余裕やろ?」 

洋榎「ハミコンより、スーハミの方がムズいやろうしな」 

洋榎「ちゃちゃっとクリアしちゃいたいと思います!」(ドヤ顔) 

洋榎「それじゃあいくでー・・・」 

洋榎「ゲームセンターSX!シュショオーン!」パチッ 

テテンテンテンテ~ン♪ 

洋榎「あぁ~懐かしいな~、この音楽!」 

洋榎「マツミシスターズ!って感じがするわ!」 

洋榎「・・・えっと、ジャンプがたしかAで・・・」 

ピョンピョン 

郁乃「いきなり操作方法を確認する、洋榎ちゃん」 

郁乃「こんなんで大丈夫なんやろうか?」 

洋榎「ほんで・・・Bでダッシュ・・・」カチカチ 

テン!テテンテテンテン! 

洋榎「あっ」 

郁乃「いきなりの凡ミス!」 

郁乃「雑魚敵リコボーに当たって、一機消滅!」 

洋榎「・・・・まあまあまあ、まだ始まったばかりやから!」 

洋榎「多分1ー1のリコボーって、一番シリーズの中でユウ倒してるんちゃう?」 

郁乃「よくわからない言い訳をしたところで、再開」 

洋榎「よっと」 

ピョン、ポコン 

洋榎「へへっ、雑魚のリコボーなんかにそう何回もやられへんで!」ドヤァッ 

郁乃「ただのリコボーを倒しただけで、この顔」 

洋榎「ほんでたしか、ここのブロックを叩くと・・・」 

ピョン、ヴヴッ 

洋榎「この赤ウーピンでパワーアップすんねんな」 

郁乃「このスーパーマツミシスターズにはパワーアップアイテムが存在」 

郁乃「赤ウーピン以外にも、赤ウーソウ(ファイヤーユウ)やおもち(無敵)などもあるで」 

洋榎「これで一回敵に当たっても、大丈夫やな」 

洋榎「まっ、こっからノーミスやけどな(笑)」 

郁乃「すぐに調子に乗る洋榎ちゃん、そんなことを言ってると・・・」 

ピョン、スルッ 

洋榎「あっ」 

テン!テテンテテンテン! 

郁乃「穴に落ちてしまい、またもや一機消滅!」 

郁乃「1ー1にして早くも二回目のミス、この先ほんまに大丈夫なんやろうか?」 

洋榎「・・・あはは~、さて準備運動もここまでや!」 

洋榎「次からは本気やで!もうしょうもないミスはせえへん!」 

郁乃「最初から、本気でやってもらいたいもんやわ・・・」 

テテンテンテンテ~ン♪ 

洋榎「はいはいはい!いそぐで~!」 

ピョンピョンピョン 

洋榎「はい、ゴ~ル」 

タタタ~ン♪ドン、ドン、ドン 

郁乃「なんと、以外にも宣言通りあっさりと1ー1クリア」 

郁乃「勢いそのまま1ー2へ」 

ダダダダダ♪ダダダダダ♪ダラダッダッダッダダダダダ♪ 

洋榎「そういや1ー2は地下やったな」 

洋榎「ん?ブロックだらけやな・・・これ壊せたっけ?」 

ピョン、ガスッ ピョン、ガスッ 

洋榎「おぉ!壊せる壊せる!」 

ガスッ、ガスッ、ガスッ、ガスッ 

洋榎「あ~、画面の全部のブロック壊したい~」 

郁乃「横道に逸れてる洋榎ちゃん、そんなことをしてると・・・」 

ポコン、カン、カン 

洋榎「あっ」 

テン!テテンテテンテン! 

郁乃「雑魚敵タコタコが画面端のブロックに跳ね返り、それに当たってまたもやミス!」 

郁乃「これで三機消滅、ということは・・・」 

ダダダ~ダダダ~ダ~♪ 

洋榎「あっ、ガメオベラ」 

郁乃「1ー2でゲームオーバー!ちょっとやる気ないんとちゃう?」 

洋榎「んー・・・あかんな、こんなんしてたら長なってしまうわ」 

洋榎「もうこうなったら、本気の本気でクリアすんで!」 

郁乃「また口だけは達者な洋榎ちゃん、この言葉どこまで本気なんやろ?」 

郁乃「そして二分後、1ー2」 

洋榎「ふふふっ、うち知ってんねん実は・・・」クックックッ 

洋榎「1ー2にはワープゾーンがあるんを!!」 

郁乃「そう、実はこのゲームワープゾーンが存在してんの」 

郁乃「それを使えば一気に4ー1まで進めてまうんやで、けど今回は・・・」 

恭子「ああっ!ちょっと待って下さい主将!」 

洋榎「ん?なんや恭子?」 

恭子「主将、今回の挑戦ワープは禁止です」(AD) 

洋榎「えっ!?なんでやねん!?」 

恭子「なんでって・・・そんなんなんかずるいとか思いません?」 

洋榎「いーや、全然」キッパリ 

恭子「・・・」 

郁乃「AD末原ちゃんの言葉も、愛宕主将の耳には届かんようやね」 

恭子「とっ、とにかく!あかんもんはあかんのです!」ズイッ 

哩「ちょっと、右ば寄りすぎよ」(カメラマン) 

恭子「あっ、・・・すいません」 

洋榎「あはは~恭子、怒られとおる~」ケラケラ 

恭子「主将!」 

洋榎「はいはい、もうわかったわかった」ヤレヤレ 

洋榎「ワープは使わんかったええんやろ」ハァッ 

恭子「・・・よろしくお願いします」スッ 

郁乃「カメラマン哩に怒られながらも、なんとか主将を説得して末原ちゃん退場」 

洋榎「はー、どうせ全部の尺使うわけやないのにね?」 

洋榎「せっかくこっちが、編集しやすいように気い使ったってんのに」 

洋榎「まったく、どんなけうちにゲームさせたいねん(笑)」 

洋榎「それにしても一面一面かぁー・・・」 

洋榎「これほんまに今日中に、クリアできんの?」 

郁乃「少し動揺を感じ始めてきた洋榎ちゃん!」 

郁乃「このまま今日中にエンディング画面を見ることはできるのか?」 

3時間後

洋榎「ふぅっ、ようやく5ー1か」

郁乃「ようやく折り返しまできた洋榎ちゃん」

郁乃「しかし!この5ー1のステージが洋榎ちゃんを苦しめることに!!」

洋榎「・・・ん?なんやこのステージ・・・」カチカチ

洋榎「なんか・・・操作しにくい・・・」ポチポチ

郁乃「なんとこの5ー1のステージは、風が吹いてんのや!」

郁乃「そのため、若干ユウの操作性が不安定になってんねん」

郁乃「さらに・・・」

洋榎「げっ!?しかもこの先、落ちる床ゾーンやん!」

郁乃「そう!このステージは、『マツミシスターズ』でも屈指の難面として有名!」

郁乃「この難関ステージ、洋榎主将はクリアできるんやろうか?」

洋榎「まぁでも残機はまだたっぷりあるし、なんとかなるやろ」

洋榎「さぁ行くでぇ!」ポチポチ

郁乃「意気込む洋榎ちゃん!・・・やってんけど」

1時間後

洋榎「これが最後の・・・ってあっ!」

テン!テテンテテンテン! 

ダダダ~ダダダ~ダ~♪ 

洋榎「」

郁乃「洋榎主将ここに来て全機消滅!また1ー1からのやり直し!」

洋榎「あぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・」

洋榎「なんでやぁ~~~~~~~~~~~~~~・・・」グッタリ

郁乃「ここに来ての戻し作業に、流石の洋榎ちゃんも意気消沈」

郁乃「っと、ここで・・・」

恭子「主将、お疲れさまです」

郁乃「AD末原ちゃん再登場」

洋榎「なんや恭子・・・うちを笑いにきたんか?」

恭子「ちゃいますよ、ちょっと冷えピタでも貼って頭冷やしてください」ビリッ

洋榎「んっ」ペタペタ

郁乃「末原ちゃんは優しいな~、わざわざ冷えピタ貼ってあげるなんて」

恭子「主将、どうですか『スーパーマツミシスターズ』?」

洋榎「うんまぁ、人並みやけどやっぱ・・・」

洋榎「おもろいな!」あははは

郁乃「なんだかんだで、ゲームは楽しんでいたような洋榎ちゃん」

恭子「どうですか?今日中にクリアできそうですか?」

洋榎「う~~~~~~~ん・・・正直微妙・・・」

洋榎「やっぱワープゾーンを・・・」

恭子「それは禁止です」

洋榎「あぅ」

恭子「でもそのかわりに、私がある裏技を教えてあげます」

洋榎「えっ!?何々!?」

恭子「それは・・・無限アップです」

郁乃「そう!この『スーパーマツミシスターズ』には無限アップの裏技が存在すんねん!」

洋榎「おぉっ!無限アップ!聞いたことあんで!」

洋榎「どうやるん恭子?やり方教えて!」

恭子「はい、まずそのためには3ー1まで進めてください」

1時間後

洋榎「ついたでー」

恭子「ほんじゃあ、ゴール手前まで進めてください」

3ー1ゴール手前

恭子「あっ!主将!そこでストップです!」

洋榎「おっ、なんやなんや」ポーズ中

恭子「この先の階段状になってるところに、タコタコがいます」

洋榎「ふむふむ」

恭子「そのタコタコのコウラを、壁に跳ね返して」

恭子「ずっと踏み続ける状態にしてください」

洋榎「・・・・・・・はっ?」

恭子「あぁ~・・・じゃあ私が一回やりますね」

洋榎「うんわかっ」

恭子「その前に主将!」

洋榎「なっ、なんやねん急に」ビクッ

恭子「・・・一機やらしてもらってもええですか?」

洋榎「・・・なんやねんそれ」

恭子「すいません、お約束なんで・・・」テレテレ

洋榎「うんもうわかったから、はよやってや」

郁乃「ここでAD末原ちゃんがお手本プレイを披露や」

恭子「よう見といてくださいね」

洋榎「んー」ムシャムシャ(お菓子を食べる洋榎ちゃん)

恭子「ここの先から、敵がくるんで・・・ここでジャンプです」

ピョーン、ポコンポコンポコンポコン

洋榎「おぉー!連続ジャンプしてる!」モグモグ

恭子「これでほっといたら、後は勝手に残機が増えます」

洋榎「これがあの有名な無限アップかー」ほぉー

恭子「じゃあ主将、あとはお願いします」ポチッ

テン!テテンテテンテン! 

洋榎「えっ?ちょっと何やってるん恭子?」

恭子「えっ、自滅したんですけど?」

洋榎「なんでや!そのまま置いとけばええやろ!」

恭子「いや、主将自身の手でやってもらわんと」

洋榎「あぁもう!なんでいちいちそんなめんどくさいね!」

郁乃「せっかくアドバイスをくれた末原ちゃんに、ぶーたれる洋榎ちゃん」

郁乃「まっ、気持ちはわかるけどな~」

そして4時間後

洋榎「よっしゃ・・・やっと最終ステージや・・・」へとっ・・・

郁乃「やっと最終ステージに突入の洋榎主将!しかし・・・」

恭子「主将、時間です」(時計差し出し)

洋榎「うわっ!もうこんな時間!?」

洋榎「そら外も真っ暗な訳やわ」(21時30分)

恭子「主将、私ら高校生なんで22時までが限界です」

洋榎「そやなぁー、あんまり帰んの遅かったらオカンに怒られるわ」

郁乃「もう充分遅いけどね~」

恭子「この残り残機、3機がラストやと思ってください」

洋榎「ふぅー・・・なんか緊張してきたわ・・・」ドキドキ

恭子「じゃあ主将、最後まで頑張ってください」ぺっこりん

洋榎「ここぞという時に見せんのが、この愛宕洋榎や!」

洋榎「絶対クリアしたる!!」メラメラ

郁乃「と言ったものの、一機目は凡ミス、二機目は魔王テルーの前に撃沈」

郁乃「そして運命のラスト一機・・・!!!」

洋榎「来た!最後の魔王テルーや!」

郁乃「持ち前の根性で、なんとかここまで持ってきた洋榎主将!」

郁乃「この長かった戦いに、終止符を打つことはできるんやろうか!?」

洋榎「・・・あかん!手がビショビショや!一旦ポーズや!」(ポーズ中)

洋榎「うぅっ・・・なんか知らんけど、めっちゃ緊張するわぁ・・・」ドキドキ

洋榎「インハイの時より緊張してるかもしいひん・・・」ドキドキ

郁乃「サラっと、とんでもないことを言う洋榎ちゃん」

恭子「主将」

郁乃「ここで末原ちゃん、再々登場」

洋榎「なんやどないしたんや恭子?」

恭子「主将に少しアドバイスをと思って」

郁乃「最後までADとしての仕事全うする末原ちゃん、偉いね~」

恭子「主将、テルーの攻撃は角での近距離攻撃と」

恭子「コークスクリューによる遠距離の攻撃があるんです」

洋榎「うん、それはわかってる」

恭子「そしてテルーを倒すには、テルーの後ろにあるスイッチを押して」

恭子「テルーを下の溶岩に落とすことで、倒せるんです」

洋榎「なかなかに物騒な倒し方やな」

恭子「っで、そのスイッチを押すチャンスなんですが・・・」

恭子「テルーがコークスクリューを打つ前に、ジャンプをするんです」

恭子「その隙に、テルーの下をくぐってスイッチを押してください」

恭子「それがテルーの倒し方です」

洋榎「ふーむ・・・倒し方はわかったけど・・・」

恭子「どないしたんですか?」

洋榎「なんでテルーは、そんなあぶなっかしいスイッチ作ったんや?」

恭子「テルーってそういう所あるんですよ」

洋榎「恭子、テルーの何知ってんねん(笑)」

郁乃「テルーの倒し方を伝授されたところで、洋榎ちゃんゲーム再開!」

洋榎「いうてもラスト一機やからなぁ・・・慎重にいかんとな・・・」ドキドキ

洋榎「うわっ!コークスクリュー飛んできた!」

郁乃「必死に攻撃を避け、チャンスを伺う洋榎ちゃん」

洋榎「はぁーっ・・・慎重に・・・慎重に・・・」

哩(カメラマン)「くぐれ!」

洋榎「・・・」

怜(構成作家)「くぐれ!」

洋榎「・・・」

郁乃(プロデューサー兼ナレーション)「くぐれ!」

洋榎「・・・」

恭子(AD)「くぐれ!」

洋榎「あぁーーーー!!!もう!!うっさいわ!!!」

恭子「主将今です!」

洋榎「もういけぇええええええええ!!!」カチカチ

ピョーン、ポチッ

洋榎「やっ・・・やったああああああああああ!!!」わああああ

ワーワー!パチパチ!

郁乃「感動のエンディング画面がこちら」

『スーパーマツミシスターズ』エンディング画面

テルー「うぎゃあーーー、テルスミレこそ正義なのにぃ・・・」ブクブクブク

ユウ「スミレ姫!」

スミレ「ユウ!」

ユウ「助けにきましたよスミレ姫」

スミレ「ありがとうユウ!」チュッ

ユウ「まんまみぃやぁ~」ポッ

洋榎「いや~、終わった終わった」

恭子「主将、お疲れさまです」

洋榎「ほんま、疲れたわ」

恭子「正直言うと私、クリアは無理やないかと思ってました」

洋榎「なんやて!?」

恭子「でもやっぱり主将は、やってくれる人でしたね」

恭子「私、それだけは信じてましたから」

洋榎「えへへへっ、せやろーさすがやろー」テレテレ

恭子「それでは主将、締めの一言お願いします」

洋榎「あぁうん、わかった・・・えぇ・・・」コホン

洋榎「ゲームは一日一時間!」ドヤァ

恭子「それですか!?」



カン